ジャマル・カショギについて
最近、ニュースでよく聞くジャマル・カショギとは何者なのでしょうか。
サウジアラビアのジャーナリスト。
トルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア総領事館内で殺害されました。
彼を殺害したのは、ムハンマド皇太子の指揮下にあるといわれる暗殺部隊
「タイガー部隊」。
なぜ、殺害されたのでしょうか。
ジャマル・カショギが複数政党制を主張していたからです。
サウジアラビアは君主制国家。ムハンマド皇太子による独裁国家。
複数政党制とは、様々な意見を戦わせ、お互いが妥協し、より良い政治を目指す政治システム。
すなわち、ジャマル・カショギの主張は、独裁を否定するものであり、ムハンマド皇太子の独裁を否定するものです。
ジャマル・カショギは、サウジアラビアでは、影響力のあるジャーナリストでした。
インフルエンサーですね。
ムハンマド皇太子にとっては、自分の存立を脅かす邪魔な存在でした。
それでは、なぜ、彼はサウジアラビアではなく、トルコで殺害されたのか。
なぜ、サウジアラビアのジャーナリストの死がこれほど日本でもニュースになるのか、気になりますよね。
下のnewsweekという雑誌を読み込んで見てください。
テレビが伝えない情報が見えてきます。
Newsweek (ニューズウィーク日本版)2018年11/6号[サウジ、血の代償]
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